秋の行楽シーズン、車でお出かけしたくなりますね。
しかし長距離移動だと高速道路の料金が気になってきます。うちは5人家族なので、お出かけはもっぱら車での移動です。ですので、毎回「高速道路料金が安くならないかなぁ」と悩んでいました。
そんな時、私は休日や深夜のETC割引を知りました。去年の帰省では、ETC割引を利用してお得になった、いつもより贅沢な夕食を家族で楽しむことができましたよ。
この記事ではETC割引でどれだけお得になるか、ETC割引の種類についてご紹介します。是非参考にしてくださいね。
嬉しい休日と深夜のETC割引!その割引の内容とはズバリ!
ETCを利用して、休日または深夜に高速道路を利用すると、ETC割引が適用されます。
休日、深夜のどちらも高速道路料金が30%安くなります。嬉しいですね!
適用される対象日時
休日割引の対象日時は土曜・日曜・祝日です。
祝日は、毎年1月2日、3日や、お盆期間(2019年は8/10~12、8/17~8/18)も含まれます。GWも対象ですよ。
深夜割引の対象日時は、毎日午前0時~午前4時です。
手続きはいるの?
特別な手続きは必要ありません。ETCを使って高速道路を利用するだけで、勝手に割引されています。
対象の車種は?
休日割引は普通車・軽自動車が対象ですが、深夜割引は全車種が対象です。
対象日時に高速道路へ入場か退場をすれば、高速道路料金がすべて割引!
しかもこの休日割引や深夜割引は、対象日時に高速道路の入場か、退場を行えば、対象時間外に走行しても、入場から退場までの高速道路料金すべてを安くしてくれるのです。
休日割引の場合
例1 金曜日の23:00に高速道路に入場→土曜日の0:10に高速道路を退出
→入場は休日前ですがその後、休日割引の対象「土曜・日曜・祝日」の間を走行しているので割引対象です。
例2 祝日の23:50に高速道路に入場→平日に高速道路を退出
→例1の逆で、退場は平日ですが、休日割引の対象「土曜・日曜・祝日」の間を走行しているので割引対象です。
深夜割引の場合
例3 21:00に高速道路に入場→0:10に高速道路を退出
→入場は対象時間前ですが、深夜割引の時間帯「午前0時~午前4時」に高速道路で走行しているので割引対象です。
例4 3:50に高速道路に入場→6:00に高速道路を退出
→例1の逆で、高速道路を出たのは対象時間外ですが、深夜割引の時間帯「午前0時~午前4時」の間を高速道路で走行しているので割引対象です。
私たち家族は、とりあえず朝4時までに高速に入り、そこからのんびりドライブを楽しんで高速道路料金をお得にすることができましたよ。
休日割引・深夜割引の対象外の高速道路がある
そんなお得な休日割引・深夜割引ですが、注意しなければいけないのは、対象外の高速道路があることです。休日割引は主に東京近郊、大阪近郊など、都市部の高速道路が対象外となっています。
私は山口県に住んでいますが、実家の岐阜県に帰省した時、
山口から兵庫県の西宮北まで山陽高速道→休日割引
西宮北から大津まで大都市近郊区間 →割引対象外
大津から岐阜羽島まで名神高速道 →休日割引
となりました。ゲート通過時に計算されるので、特に意識する必要はありませんが、あとで「割引されてないじゃない!」とがっかりしないでくださいね。地方部の高速道路はちゃんと割引されています。
また、深夜割引はNEXCO3社以外が管理する高速道路や一部の一般有料道路が適用外となります。
深夜割引は休日もOK!
深夜割引は毎日対象ですので、休日の深夜も深夜割引されます。
ただし、「深夜割引」もしくは「休日割引」の割引率が高い方が適用されるだけで、ダブルで割引されるわけではないようです。残念。
注意すること!
お得なETC割引ですが、注意点が2つあります。
時間に余裕をもって
休日割引も深夜割引も、対象時間の1分前にでも入場か、退場すれば対象となります。
私は以前、「どうしても安く済ませたい!」と割引時間帯に間に合うように高速道路まで車を飛ばしたことがあります。
結局、その日は渋滞で、残念ながら対象日時に間に合わずガッカリしました。
確実に割引にしたい場合は、時間に余裕をもって行くことをオススメします。また、当たり前のことですが、事故に気をつけてくださいね。
ETCゲートが通れない場合
ETCゲートで入場し、割引が適用されたけど、高速道路の出口でETCゲートが封鎖されている、という場合もあります。
そんな時は、一般のゲートに入り、ETCで入場したことを伝えれば、割引が適用されます。落ち着いて一般ゲートに入ってくださいね。
知ってもっとお得にETCカードを使おう!ETC割引の種類一覧
他にもお得なETC割引があります。
平日朝夕割引
土・日・祝日を除く6時~9時の間または17時~20時の間に通過すると、地方部の高速道路100km相当分が最大50%割引されます。これは毎月5回以上高速に乗る方対象ですので、定期的に高速道路を利用する方は是非利用したいですね。
ただし、これにはETCマイレージサービスへの登録が必要となります。
外環道迂回利用割引
東京都の首都高の渋滞緩和を目的とした割引です。
首都高に入る最短ルートではなく外環道や、都心環状線で回り道をしてから、首都高へ入ると場合に割引対象となります。まわり道の外環道や、都心環状線の利用料金が全額割引となる場合もあります。
高速道路独自の割引
東京湾アクアライン限定のETC割引や、伊勢湾岸道路と高速国道との連続利用割引など各地の高速道路で独自のETC割引があるようです。
まとめ
割引について事前に調べておきたい場合は、こちらのサイトで調べることができます。
時間帯や割引適用外の高速道路に注意して、高速道路をお得に利用してみてくださいね。
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