温かくなりお洗濯が気持ちいい季節になって来ましたね!
まぶしいほどに真っ白になったワイシャツが干してあるのは見ていても爽やかな気持ちになるものです。
でも、なかなか普段のお洗濯だけじゃ、その真っ白が持続してくれないものですよね。
「なんですぐに襟汚れが付いちゃうの~?」
「すぐに洗ったはずなのに、襟汚れだけ残ってるのはなんでなの~?」
「襟だけ黄ばんじゃうのはなんで~?」
なんてお困りのあなた。
襟汚れのしくみや、黄ばみ汚れの落とし方、おまけに襟汚れを防止する方法まで知っていれば、そんな悩みともお別れです!
私も実践している方法を色々ご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
ワイシャツの襟汚れを落とす方法6選!
汚れを落とす際にまず重要なのが、汚れの種類を知ること!汚れの種類によって、使う洗剤も洗う温度も違って来ますからね。
ワイシャツの襟汚れで目立つのは、黄ばみと黒ずみ。黄ばみの原因は、皮脂です!
そして、黒ずみは皮脂にホコリなどが付く事が原因でおこります。
どちらも、普通の洗濯で落ちる汚れなのですが、首まわりは擦(こす)れやすく、汚れが繊維の奥まで入り込んでしまうので、落ちづらかったり後から汚れが浮いて来たりします。
これは、手首まわりにも同じことが言えますね。首は汗をかきやすいので、夏場は余計に汚れが目立ってしまいます。
ワイシャツの襟汚れの正体は皮脂。すなわち油だと分かったところで、襟汚れを落とすのに最適な方法を紹介していきましょう!
食器用洗剤で落とす
食器用洗剤が油汚れに強い事はあなたもご存じですよね。なので、襟汚れの皮脂を落とすのにも使えるんです。
油汚れが落ちやすい温度は40~50度なので、それくらいのぬるま湯を用意します。
襟部分をぬるま湯で濡らしたら、汚れに直接洗剤を塗ります。
色々なタイプの洗剤がありますが、中性洗剤が一番生地を傷めず色落ちもしにくいのでオススメです。
優しくもみ洗いするか、柔らかいブラシでこすり洗いして下さい。繊維を傷めてしまわないよう「優しく」がポイントですよ。
軽くすすいだら後は普通に洗濯機で洗えばOKです。
クレンジングオイルで落とす
クレンジングと言うのは、メイクや余分な皮脂を落とす物なので、これも襟汚れを落とすのに適しています。
洗い方ですが、基本は食器用洗剤と同じです。
一つ違うのが、クレンジングオイルを付ける時は、布が乾いている状態で付けて下さい。メイクを落とす時は乾いた状態で付けますよね?それと同じことです。
あとは、優しくもみ洗いかブラシでこすり洗いをして、普通の洗濯をするだけです。
襟汚れ専用の洗剤で落とす
襟汚れや部分汚れ用の洗剤も、専用に作られているだけあってかなり落ちます。使ったことがない場合は是非試してみて下さいね。
使い方は、商品によって多少違うと思うので、パッケージを良く読んでから使って下さい。液体の物だと、食器用洗剤で落とす方法とほぼ同じ場合が多いでしょう。
セスキ炭酸ソーダで落とす
お掃除で大活躍のセスキ炭酸ソーダはお洗濯でも役立ちます。
スプレーボトルを用意し、セスキスプレーを作っておきます。
作り方は簡単。水500ミリリットルに対してセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を混ぜるだけ。
セスキスプレーが出来たら、襟汚れにまんべんなく吹きかけ20~30分置いて下さい。
あとは普通に洗濯するだけです。
頑固な汚れは漂白剤で落とす
以上の方法でも汚れが残ってしまう時は、つけ置き洗いを試してみましょう。
40~50度のぬるま湯に、漂白剤を適量(だいたい洗面器一杯のぬるま湯にキャップ半分の漂白剤)混ぜ30~40分つけ置きしてから普通に洗濯するだけです。
簡単ですが、漂白剤の種類には注意が必要です。
漂白剤には主に「酸素系」と「塩素系」と言うのがあります。
「酸素系」は色柄物を洗っても大丈夫です。「塩素系」は強力なので色落ちの危険があります。
ワイシャツのタグの洗濯表示マークを確認してみると、塩素系は使用禁止とか、そもそも漂白剤は使ってはダメな生地だということが分かりますよ。
洗濯表示マークは2016年に国際規格に変更されていてちょっと分かりづらい物もあるんですよね…。
下図は漂白剤に関するマークです。参考にしてみて下さい。
左から、
(旧表示)塩素系漂白剤の使用可
(旧表示)塩素系漂白剤の使用不可
(新表示)漂白剤の使用可
(新表示)酸素系漂白剤のみ使用可
(新表示)漂白剤の使用不可
さらに頑固な汚れは重曹と漂白剤で落とす
さらに頑固な汚れには、上記の方法に重曹をプラスします。
量は、洗面器一杯のぬるま湯に漂白剤がキャップ半分くらい、重曹が大さじ2杯程度です。
洗い方は同じです。30~40分つけ置きしてから普通に洗濯して下さい。
この方法でだいたいの襟汚れは落ちると思いますよ!
ワイシャツの襟汚れ。予防策はあるの?
汚れてしまったあとに綺麗にする方法はわかりました。でも、できることなら、汚れる前に防ぎたいのが本音ですよね。
ワイシャツの襟が汚れないようにするためのアイデアをご紹介します。
ベビーパウダーを付ける
ワイシャツを着る前にベビーパウダーを付けておくことで、皮脂がワイシャツに付く前にベビーパウダーが吸いとってくれるので黄ばみの防止になります。
汚れ防止シートを貼る
使い捨ての汚れ防止用のシールが売っているのでワイシャツを着る前に貼っておくといいでしょう。
汚れ防止スプレーをかける
汚れ防止スプレーやスプレー糊(のり)を吹きかけておくことで皮脂汚れが繊維に入り込むのを防いでくれます。
まとめ
いかがでしたか?比較的簡単に出来る方法をご紹介しましたが、参考になりましたか?
出来ればクリーニング屋さんにお願いしたいワイシャツのお洗濯ですが、ご主人が毎日着るというご家庭ではそうも行きませんもんね。
予防策も上手に試しながら、普段のお洗濯にプラスひと手間かけてみてください。
真っ白になったワイシャツが気持ち良くてご主人の仕事の効率もアップしちゃうかもしれませんよ!
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