共働きが増えて、小さいうちから保育園に預けるお家がすごく増えてきましたね。
実際わが家も保育園児を子育て真っ最中。上の子は認可保育園に0歳クラスから入園しもうすぐ6年目を迎え、ついに最年長の5歳児クラスに進級し、下の子はこの春小規模保育園に0歳クラスでの入園が決まりました。
大切なわが子がお世話になる保育園。今でこそ安心して預けられていますが、初めて上の子が保育園に入るときはもちろん不安も疑問もいっぱいでした。
その気持ちを少しでも解消したくて、通わせる可能性のある園は全部見よう!と決めて、上の子のときは全部で15園、下の子のときは9園の見学に行きました。
たかが見学。されど見学。いつ行ってもいいわけじゃなかったんです。実際に行ってみてもっと違う時期に行けばよかった…と思ったこともありました。
そこで今回は、保育園見学に向く時期をご紹介します。これから保育園への入園を検討されているお父さんお母さんはぜひ参考にしてくださいね。
保育園の入園時期
産休明けの0歳から満6歳までいる保育園ですが、入園の時期は4月がスタンダードです。
もちろん随時申し込みは受付しているので、4月以外の入園の子もいます。待機児童が0の市区町村なら、途中入園の比率も高いかもしれません。
実際に待機児童の多い練馬区の認可保育園に通う上の子のクラスにも、年度途中でお引っ越しする子がいて、7月から新しいお友だちが入園したことが2度ありました。
でも、5年間のうちたったの2人です。
たまたま娘のクラスが少なかっただけかもしれませんが、都市部の待機児童が多い地域は4月入園パターンが9割以上を占めると思っていて間違いありません。
4月入園の申し込み時期
地域によって、若干のばらつきはあります。
でも、多くの自治体では、10月初旬から申込書の配布が開始されて、申し込み期限は、11月末ないし12月中旬までに設定しているところが多いですね。
意外と提出する書類も多いので、ゆとりを持って準備することを強くおススメします!
今回下の子の申し込みの時は、上の子の申し込みで慣れていたのですんなり準備できましたが、上の子のときは何度か区役所に質問の電話をしました。
その電話も、申し込み期限が近付くにつれて全然つながらなくなるので、とにかく早めがおススメです。
時間にゆとりがある時の方が職員の方も丁寧に時間を割いて相談に乗ってくれるので、「あれも聞けばよかった…!」という聞き漏らしが少なくて済みます。
保育園見学に向く時期
本題の保育園見学におススメしたい時期ですが、ズバリ3月もしくは6月、9月のいずれがベストです!
お住まいの地域にもよるかもしれませんが、私の住まいの練馬区の保育園は、どこの園も基本的に季節問わずいつでも見学OK!と案内してくれています。
じゃあ、なぜあえてその3つの月をおススメするのかと言うと他の時期を避ける理由があるからなんです。
4月・5月は入園シーズン
保育園にまだ通い慣れていない子どもたちは、毎朝預けられるときに大号泣!
ママの姿が見えなくなれば大きいクラスの子は案外ケロっとしてたりもするようですが、小さいクラスの子はまだ日中も不安で泣いちゃうことも多い、とか。
先生も園生活に慣れてもらおうと一生懸命な時期なので、日中の活動量もまだ少な目です。
実際うちの上の子も、4月入園し慣れたころにゴールデンウィークを挟み、1週間保育園に行かなかったら…
ゴールデンウィーク明けにはすっかりリセット!見事にまた朝の大号泣が舞い戻ってきました(苦笑)
保育園に慣れたいつもの元気いっぱいな子どもたちの様子が見るには、もう少し後というのが分かりますよね。
7月・8月は暑い!
最近の日本の暑さは異常ですよね。そんな中抱っこひもで赤ちゃんを連れて歩くのは、ちょっと気が引けてしまうかもしれません。
翌年の春入園を考えているなら、9月まで待って見学しても遅くないのではないでしょうか。
一方で、待機児童がいない地域で年度途中の入園希望ですぐに見たい!という場合は、暑さ対策をしっかりした上で夏に行くのもアリです!
夏に見学に行けば、保育園での暑さ対策や夏場の遊び方など、入園直後の過ごし方のイメージもしやすいというメリットもありますね。
10月・11月は運動会と保活戦線スタート
園や地域にもよりけりかと思いますが、私の周りでは運動会は10月開催が一般的です。
運動会という年に一度の晴れ舞台。お遊戯を覚えたり、かけっこの練習をしたり、かっこよく行進したり、当日に向けて毎日練習も大忙しです。
そして、10月以降に翌年度の保育園の申し込み書類が配布されるので、10月・11月は保活戦線が一気に佳境を迎えます!
園見学をしたくても希望者が多すぎて予約が取れない…ということもよくあります。
仮に予約が取れても、他の保護者の方も大勢いる場合、ゆっくり自分が見たいポイントや質問したいことも聞き切れないかもしれません。
そのため、夏が終わって10月に入る前の9月がおすすめというわけなんです。
12月以降は感染症が流行期に
12月以降2月くらいまでは毎年インフルエンザや風邪が全国的に流行しますよね。
小学校や幼稚園と違って、病気が流行ったとしても保育園には学級閉鎖はありません。また、小さい子だらけの集団生活なので、病気とは常に隣り合わせ。
うちの上の子も1週間鼻水垂らしたままだったり、咳が出ちゃうのでマスクをさせたりして登園させたことも過去にあります。
わが家に限らずよっぽどひどい鼻水や咳じゃない限り、仕事を抱えたパパやママはそう簡単にお休みできないので、熱さえなければ登園してくる子がほとんどです。
わざわざ病気をもらいに行くよりは、感染症が流行る前の時期か落ち着いた頃に見学に行く方が安心ですよね。
3月に園見学をする人は少数派
3月は、4月入園の子の結果が出そろった頃で、園見学の希望者数はかなり少ないので狙い目です。
気候も穏やかで感染症の流行も落ち着く頃なので、お散歩がてら見学に行けてちょうどいいですよね。
ただし、先生方は卒園児のイベントや新年度入園児の準備などで少しバタバタされているかもしれませんので、お日にちは園に指定されることが予想されます。
スケジュールにゆとりを持って連絡すると良いですね。
6月は現実的な雨対策も考えられる
6月は、新入園児の子どもたちも園生活に慣れて元気よく活動している姿が見られる時期です。
もしかすると梅雨の時期にわざわざ園見学に行くのも大変と思うママもいるかもしれません。でも、保育園入園後も雨の日は必ずあります。それこそ台風だって、雪だってあります。
雨の日でもカッパやレインカバーをつけて自転車で通園するのか、カッパやカサなどの雨具を保育園に置かせてもらうスペースはあるのか、雨の日の交通量は増えるのか、など雨の日だからこそ確認しやすいポイントもあります。
入園してから忙しい朝の時間に慌てないように、あえて梅雨の時期に行くのもおススメです。
9月は朝夕なら暑さが和らぐ時期
9月でも暑い日はまだありますが、8月の酷暑に比べればまだ朝晩いくらか涼しくなります。
また新年度の入園申込書が配布されると園見学もものすごく混み合うので、空いている9月のうちに済ませておくとあとは書類を書くだけ!なので、スムーズです。
まとめ
今回は、保育園の見学に行く時期についてご紹介しました。保活の鍵は「早めの情報収集」です。
ペーパーの資料だけでは分からないことも多いので、ゆっくり時間をかけてたくさんの園を見学して、お子さんにぴったりな園と巡り合えると良いですね。
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