頻繁にトイレに行きたくなってしまう…。我慢することができなくて間に合わないことがある…。そんなトイレのお悩み、つらいですよね。
実は、頻尿や尿漏れはストレスが原因で起こっていることがあるのです。今回は、ストレスが原因で起こる尿漏れとその対処法についてお話していきたいと思います。
ストレスが原因で起こる尿漏れとは?
ストレスが原因で起こる尿漏れは、「心因性頻尿」と呼ばれています。
精神的な要因、つまり何か心の問題が刺激となって、何度もトイレに行きたくなってしまうんです。
電車やバスに長時間乗る時など、長い間トイレに行けないことが予想されると、不安になってしまいよけいにトイレに行きたくなってしまう。こんな経験はありませんか?
過去にトイレに行けずに辛い思いをした経験があると、同じようにトイレに行けない状況になった時に、過去の辛い経験を思い出してしまいます。
そして、不安と緊張で心の中がいっぱいになり、強い尿意を感じてしまうのです。
逆に、何かに夢中になっているなどの理由で、トイレのことが全く頭にない時は、行く回数が少なくなります。
自分はトイレが近いと意識すればするほど、出かけた時にも、「トイレはどこにあるのかしら?」 「電車に乗る前にトイレにいっておこう」というように、トイレのことばかり考えてしまいますよね。
気にすれば、気にするほど、緊張や不安が高まって、考えただけで、尿意を感じるようになってしまうこともあります。
このように、身体の機能は問題がないのに、気持ちの問題で頻尿になってしまうことを、「心因性頻尿」と言うんです。
これでは、せっかくの外出も楽しめませんね。でも大丈夫。気持ちが原因の症状なので、自分の考え方1つで治せることがあります。
ストレスが原因の尿漏れを改善する方法とは
ストレスが原因の頻尿の場合には、すぐに行きたくなってしまうという緊張感から自分を解放してあげるのがポイントです。
実際にトイレに行きたいと感じる頻度が減っていけば、不安も和らいでいきます。
体を温める
体が冷えることが、膀胱を刺激し、過剰な反応を引き起こします。すると、膀胱にたまった尿の量が少なくても尿意を感じるようになってしまうのです。
水分を取りすぎない
水分を必要以上にとってしまうと、余分な水分を体から出そうとして、トイレに行く回数が増えてしまいます。
カフェインを控える
コーヒー、紅茶などのカフェインを多く含む飲み物はできるだけ控えましょう。カフェインには尿の排出を促す働きがあります。とり過ぎないように心がけましょう。
お腹を圧迫しない
お腹を圧迫してしまうと、その刺激がに尿意つながることがあります。ストッキングやレギンスなどはお腹を圧迫してしまいがち。
お仕事など、状況によっては難しいかもしれませんが、ゆったりした衣服を着るように心がけたいですね。
むくみに注意
むくみとは、体に余分な水分をため込んでしまっているという状態。
体に余分な水分がたまると、その水分を体から出そうとします。そのため、トイレに行く回数が増えることにつながっていくわけです。
私の頻尿体験談!私が実践していることとは?
仕事柄、長時間トイレに行くことができない状況におかれることが多く、不安のあまり、職場へのバスに乗る前に、職場に着いたらすぐに、そして業務につく前に、と短い時間で繰り返しトイレに行っていました。
しかも、他の人と比べてたくさんトイレに行くことって、とても恥ずかしいと感じてしまいますよね。そんな悩みを持つ私が実践していることをご紹介します。
身体を冷やさないための対策とは?
お腹をおおう下着、キャミソールなどを身に着ける
私の場合は、お腹が冷えてしまうともうダメ。すぐにトイレに行きたくなってしまいます。これは外せません。
ショーツもお腹をカバーするもの
「大きなショーツなんてかっこ悪い」というイメージがありますが、可愛らしいデザインのものも増えていますよ。
何より、包み込まれる感覚が気持ち良く、一度はいてしまうと病みつきになります。
レッグウォーマーとアームウォーマー
手首と足首の周りは皮膚が薄く、表面近くに太い血管が通っています。そのために、外の空気の影響を受けやすく、ここで血液が冷やされてしまうと、前身に冷えが回ってしまいます。
「寒いなぁ」と感じている時、手首を握って温めてみると、本当に体全体が温かくなっていくのが分かるんです。
首周りにも同じことが言えるのですが、私の場合は、くすぐったいと感じてしまい首に何かをまくことが苦手。なので、首には何もしていません。でも、無理をしないことも続ける秘訣だと思っています。
ショート丈のスパッツ
冬場はもちろん、肌寒くなってから、風の冷たさの残る春先まで、パンツの下にはショート丈のスパッツが欠かせません。
「ごわごわしない?」と思うかもしれませんが、最近は薄手でも保温力の高い商品がたくさんあるので、重ねてはいていても不快に感じることはありませんよ。
冷たい飲み物は控える
体を冷やさないことに加え、温かいものは一気に飲むことができないので、水分のとり過ぎを抑える効果もあります。私は職場へも水筒に入れた白湯を持参しています。
薄手のストール
旅行などで長時間電車やバスに乗ることが分かっているときは、小さくたためる薄手のストールを必ず持っていくようにしています。薄いものでも、膝の上に一枚かけておくだけで、温かさに大きな違いがありますよ。
効果はあった?
正確に回数を記録しているわけではないのですが、改善していると感じています。
仕事中に全くトイレに行くことができない時間があるのですが、以前はかなり早い段階で尿意を感じてしまい、業務が一段落して、いざ行かれるとなった時にはもう限界すれすれ、慌ててトイレへ駈け込んでいました。
今では、「トイレに行きたいな」と感じるタイミングが以前よりも遅くなっています。「あ、今日は行きたくならなかった」そんな嬉しい日があることも。
トイレ対策をしていることで、「大丈夫」という安心感を得ることもできます。「大丈夫」と思えることも効果の一つと言えるでしょう。
それでも不安なときは?
過去の経験をぬぐい去るのは難しいもの。長い時間トイレに行かれないことが分かっていて、心配な時には、
「吸水ライナー」を使っています。正直、はじめは抵抗がありましたが、安心感には代えられません。
さらに「少しの失敗なら大丈夫」と安心できるおかげで、使っているときの方がむしろトイレに行きたくならない感じがあります。
まとめ
「トイレの悩みなんて恥ずかしい」と思っていますよね?でも、あなたと同じ悩みを持っている人は、きっとたくさんいます。
「私だけじゃない」と考えることも、安心できる一つの材料となるでしょう。
気に病まず、リララックスして過ごすことが一番大切です。あなたに合った対処法を見つけて、気持ちのよい毎日を送れるといいですね。
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