いよいよ新しい年が始まりますね。新年最初にメールを開いたら、取引先からの新年の挨拶メールが届いてた!こんなメール初めてでどう返信したら良いんだろう。。。
そうですよね。私も初めて取引先からメールが届いたときめっちゃ悩みました。ちゃんと調べないで失礼なメールを返信して、困った状況になりたくないですよね。
そこで私が失敗しない返信例文や、個性が出せる新年の挨拶メール例文をご紹介します。
これを応用して取引先へ新年の挨拶メールを返信すれば、今年の取引もうまくいくはずです。是非参考にしてみてくださいね。
取引先から新年の挨拶のメール!失敗しない返信例文3選
返信例文のポイント
まずは返信例文のポイントを確認しましょう。
- 件名ははっきりと送信元がわかるようにする
- 昨年の取引についてお礼の気持ちを述べる
- 業務の内容は細かく書かない
- 企業の抱負や目標を記載する
それでは具体的に見ていきましょう。
件名ははっきりと送信元がわかるようにする
年末年始は挨拶メールを装ったウイルスメールが多くなります。取引先にウイルスメールと疑われないようにする必要があります。
なので件名は安易な「新年のご挨拶」ではなく、「新年のご挨拶○○会社 ×× 」と氏名を入力すると良いでしょう。
昨年の取引についてお礼の気持ちを述べる
昨年起こった出来事(取引、提案、サービス)を簡潔にまとめて感謝の気持ちを述べましょう。
業務の内容は細かく書かない
新年の挨拶のメールは挨拶程度にとどめ、業務の細かな内容は書かないようにしましょう。受け取るほうも「挨拶メールなのに業務の話かよ」と幻滅してしまいます。
しかし、取引先からの挨拶メールの中に質問が入っていたら、丁寧に回答しましょう。相手も、安心することができます。
企業の抱負や目標を記載する
今年の企業の抱負や目標を簡潔に書きましょう。「今年も安心して取引できるな」と思ってもらえるような文章だと良いですね。
以上のポイントを踏まえて返信例文を3つご紹介します。内容を適宜変更して使用してみてください。
例文1
件名:新年のご挨拶 ○○会社 ××
□○株式会社
○○様
明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
誠に恐縮ではございますが、メールにて年始の挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
署名 ○○会社 ××
例文2
件名:新年のご挨拶 ○○会社 ××
□○株式会社
○○様
謹んで新年のお喜びを申し上げます。
昨年は弊社のサービスをご契約いただき誠にありがとうございます。
本年もより一層尽力して参りますので、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。お気づきのことは何なりとご指導いただければ幸いです。
変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます。
署名 ○○会社 ××
例文3
件名:新年のご挨拶○○会社 ××
~謹賀新年~
昨年は格別 の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年も社員一同、皆様にご満足頂けるサービスを心がける所存でございます。
何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
署名 ○○会社 ××
新年の挨拶メールを失敗しないポイント
ここで新年の挨拶メールを失敗しないポイントをご紹介します。
- 新年の挨拶メールを送信するタイミング
- 年が明ける前に挨拶メールを準備しておこう
- 送信前に必ず確認しよう
それでは具体的に見ていきましょう。
新年の挨拶メールを送信するタイミング
メール送信が可能であれば、1月1日もしくは1月2日にメールを送信しましょう。しかし仕事始めの日以降にしかメールが送ることができないという方も多いと思います。
仕事始め以降に新年の挨拶メールを送る場合は、松の内(1月7日)までに送信することがマナーです。
もし、松の内を過ぎてしまったら件名を「寒中見舞い」とし、「本日より仕事始めとなりました」とひと言添えておきましょう。
新年の挨拶メールは遅すぎると失礼に当たります。新年が始まったら早めに送付しましょう。
さらにできればメールを送信する時間もこだわってみましょう。
早朝や深夜のタイミングでのメール送信は、受け取る側に失礼に当たります。早朝や深夜は避け、9時~17時の日中帯に送ると良いですね。
年が明ける前に挨拶メールを準備しておこう
多くの取引先に新年の挨拶メールを送信するのは時間がかかりますし、年初めの業務は忙しくなり、新年の挨拶メールを送る時間の確保もむずかしくなりますよね。
そういった事態を避けるためには、事前に年始の挨拶メール文面を用意しておくのをおすすめします。
年賀状も年の暮れから書き始めますよね。あれと同じようにメールも準備しておきましょう。
もしあなたが、この記事を年が明ける前に読んでいるようなら、年末までにメールを用意しておいて、年始はメールを送信するだけにしておけば余裕を持って新しい年の業務を迎えることができますよ。
送信前には必ず確認しよう
送信する前には、件名・宛先・内容を確認しましょう。以下に確認したい項目を上げてみました。
- 「迎春」「賀正」など二文字の賀詞は、目下の人に使う用語なので避ける。
- 「去年」「離」「死」などの忌み言葉を避ける。去年→旧年、昨年
- 西暦(20◯◯年)ではなく、年号(平成◯◯年)を書く。
印象に残る!個性を出せる新年の挨拶メール返信例文3選
新年の挨拶メールは多くの取引先から届きます。その中で「おっ!いいな」と目に付くような個性が出せるメールを送ることができれば、新しい年の取引も上手く行くこと間違い無しですね。
ここでは個性を出せる新年の挨拶メールを3つご紹介します。どれもほっこりと和むようなメールですが、相手との関係が良好で「今年はひねったメールを送ってみよう!」という方は是非参考にしてみてください。
例文1 自分の近況報告を入れる
件名:新年のご挨拶○○会社 ××
○△株式会社
○○○○様
明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
私は新春の富士山のように白髪が目だってきましたが、今年もがんばっていきます!
誠に恐縮ではございますが、メールにて年始の挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
署名 ○○会社 ××
業務には関係ないのですが、相手の個性を知ると親近感も沸いてきます。自分の近況を面白く伝えてみましょう。
例文2 なぞなぞを入れる
件名:新年のご挨拶○○会社 ××
○△株式会社
○○○○様
明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
誠に恐縮ではございますが、メールにて年始の挨拶とさせていただきます。
ここでなぞなぞを1つご紹介します。
「オニがある動物を飲みこんで化けるお正月の食べ物は?」
次回お会いした時に正解をお伝えしますね。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
署名 ○○会社 ××
なぞなぞを入れておけば次回の訪問時の話題になりますね。ちなみになぞなぞの答えは「お雑煮」です。
例文3 干支にちなんだダジャレを入れる
件名:新年のご挨拶○○会社 ××
○△株式会社
○○○○様
明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
本年もさらなるサービス向上に向け、チュー意して取り組んでまいります。
誠に恐縮ではございますが、メールにて年始の挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
署名 ○○会社 ××
干支にちなんだ親父ギャグ風な古典的なダジャレを入れたら、クスッと笑ってしまいますね。
まとめ
新年の挨拶メールの例文や失敗しないポイントをご紹介しました。年末年始は一年で最も忙しい時期ですが、新年早々メールで失敗しないように乗り切ってくださいね。
コメント